「15歳で初の2冠達成」
5月1日
 15歳でローザンヌ国際バレエコンクールで2冠を得た神戸里奈さんがゲスト。 決勝では「眠れる森の美女」を踊った。 “経験のないことなので、自分の一番幸せな瞬間を思い出して踊りました。 バレエに言葉がないので、心から思い描くことが大切。 喜びも悲しみも…”。 1年間の欧州バレエ留学も決った。

←戻る

「最年少気象予報士の誕生」 5月8日
 3月、史上最年少の15歳で気象予報士に合格した出原幸志郎君に聞く。 台風で小学校の校庭がグチャグチャになった時、予報士になることを決意。 予報士の予備校に通って3度目の受験で合格。 小さい頃お母さんが雷を恐れず窓に写る稲妻をきれいね、と言ったことが、 彼に自然への眼を開かせたという。

←戻る

「人工衛星で渡り鳥のルートを調査」
5月15日
 知られていなかった渡り鳥の中継地を人工衛星を使って調べ、 保護活動を行っている日本野鳥の会研究センターの植田睦之氏がゲスト。 ツルの中継地と判明した中国の平原が開発計画中であることを知った同センターでは、 計画の一部変更をOECDを通じて申し入れる等、研究と活動の実際を紹介。

←戻る

「21世紀の教育について」 5月22日
 元東大総長で現放送大学長・吉川弘之氏の語る恩師の一言「記憶の奴隷」。 “中学に入ったら、パイは何桁まで覚えればいいんですか”。 入学時に生徒の1人が発した質問に、“学問は記憶ではない、考えることだ”と先生。 記憶力に劣等感をもっていた吉川氏は、その時、学問への目が開かれたという。

←戻る

「寝たきり重度障害者と介助者のドキュメンタリー part1」
5月29日
 9年間寝たきりの重度障害者・遠藤滋さん(51)。 彼と延べ1000人以上に及ぶ介助者の日々を記録し、映画「えんこと」を作った伊勢真一さんがゲスト。 元養護学校教諭の遠藤さんは、介助者の支えで障害者問題にも取組み、 介助者はその体験を人生に生かす。 遠藤さんは自らの人生を“面白くて、おかしい”と語る。

←戻る

「寝たきり重度障害者と介助者のドキュメンタリー part2」 6月5日
 重度の障害で寝たきりであっても、1人の生活者として発言し続けたい。 駅にスロープを、自分が選んだ介助者に公の援助を、 そうしたことを永い年月をかけて実現させてきた遠藤滋さん(51)を記録した映画「えんこと」。 遠藤さんの介助の中心にいるホームヘルパー斎藤民子さんが彼の力強い生き方を語る。

←戻る

「被災樹木の調査」
6月12日
 爆心地に向いた片面が黒焦げのまま反対側には毎年実をつけている広島の柿の木…。 東京、神戸、広島、長崎で戦争や震災で傷ついた木を調査し、 報告書にまとめた都立東高生物担当教諭の唐沢孝一氏がゲスト。 “火伏せの木”と言われる寺の銀杏等、 樹木が日本人を救ってきた歴史がわかったという。

←戻る

「横浜FCの設立と運営」
6月19日
 フリューゲルスがマリノスと合併後、 サポーターが自分達のチームを残したいと横浜FCをたちあげた。 資金は一口3万円の市民の会費。 支援組織「ソシオ」でボランティアで広報をつとめる金井智恵子さんをゲストに招く。 JFL第1ステージで優勝したものの、選手寮のエアコン、冷蔵庫はサポーターの中古品。

←戻る

「病院で勉強を教える」
6月26日
 元中学校教諭で、現在ソーシャルワーカーの上紀夫さん(50)がゲスト。 交通事故で妻子を失い、 自分も重傷を負った上さんは社会復帰後、 学校に通えない入院中の子供達に勉強を教えるボランティアを始めた。 難病の子は、“勉強してなにになるの?”と聞かれて、上さんは答えた。 “学ぶことは人間の尊厳”…。

←戻る


BACK NEXT