間違いだらけのネットワーク作り(1397)2026/1/24

ここ数日寒い日が続いていますが、今朝のウォーキング中にタンポポが咲いているのを見つけました。 梅林では早咲きの梅が満開。 遅咲きの枝垂れ梅などが少しづつ開花を始めています。 春ですね。

苦境の国内基地局メーカー、NTT鎖国開発体制の終焉

苦境の国内基地局メーカー、NECと富士通の通信事業統合はあるのか

低レベルな国産の基地局を使い続けて来たドコモも、とうとう国産を捨ててエリクソンへ乗り換え。 NTTはNEC、富士通、日立といった電電ファミリーを、「通信鎖国」の中でお互いもうかるシステムで、機器の開発とサービス提供を続けて来ました。

「鎖国」にほころびが入ったのは「インターネット」のせい。 鎖国時代はTTC標準という日本独自の規格があって、それに適応しない海外の交換機をはじめとする通信機器は国内で使えませんでした。 「非関税障壁」で守られていたのです。 国内では高い国産交換機や多重化装置、モデムなどが使われて、NECや富士通を儲けさせていたのです。

インターネットとIPが普及すると、国際標準の機器が当たり前になり、非関税障壁は崩れ去り、国産メーカーでは通信機器を作っていた組織がリストラされたのです。 20年くらい前のことです。

それでも携帯電話の世界はドコモに言われたとおりの、基地局やガラケーを作っていれば国産メーカーは儲かっていました。 しかし、iPhoneの登場で携帯電話の世界もオープンでグローバルな競争にさらされるようになりました。 国産メーカーは競争力のあるスマートフォンが作れず、NECなどは早々に撤退。 それでもドコモは基地局は国産を使っていましたが、あまりに低機能でサービス自体がエリクソンやサムスンの基地局を使っているKDDI、ソフトバンクに太刀打ち出来なくなったので、とうとう国産を見限ったということです。

ドコモと国産メーカーが守って来た「鎖国開発体制」がオープン化、グローバル化の中で消えました。 情けないですね、日本の通信機器メーカーは。

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