間違いだらけのネットワーク作り(1359)2024/4/19
第26回京都研究会模様(1359)

先週は京都研究会開催日だったのでページの更新を休みました。 京都は好天で、桜はちょうど満開でした。 研究会の後、例年通り2次会は祇園白河でしました。 会の後、夜桜を見に行ったのですが、枝垂れ桜、ふつうの桜に加えて、新緑の柳の枝が河の流れの上でライトアップされて幻想的な美しさでした。

第26回京都研究会模様

講演順に概要を紹介します。
「無線サービスの最前線と企業ネットワークでの活用」
情報化研究会主宰 松田次博


企業ネットワークで2025年に注目すべきはワイヤレスの高度利用と電話の革新。 電話はクラウドPBXによる変化と、固定電話番号の規制緩和によるインパクトがある。

企業ネットワークでは固定回線やWi-Fiを止めて、5G/4Gでネットワークを作るのが理想。 静岡銀行の統合OAネットワークは40%以上のPCがSIM内蔵で、下図に近いネットワークになっている。


「賢いコンピュータとどう付き合う?〜生成AI時代のビジネス戦略〜」
情報未来創研 代表 稲田修一氏


さまざまな分野で、生成AIの活用が急速に広がっている。しかし、その活かし方については、試行錯誤の段階。単純に生成AIの言語能力を文章のブラッシュアップや翻訳などに使う例も多いが、アイデア出し、あるいは顧客対応のカスタマイズなど、より高度な活用事例も出現している。 業務効率化、ビジネスモデル変革、顧客体験の変革などに生成AIが有用なのは疑いない。 生成AIの利用に否定的な組織は見捨てるしかない。



「不思議なタンパク質、AIM 医学の常識を破壊するか?!」
AITコンサルティング代表取締役 有賀貞一氏


東京大学の教授だった宮崎徹先生(現AIM研究所所長、医学博士)が発見した血中たんぱく質AIMは、体内にたまるゴミ(細胞の死骸等)をマイクロファージなどに分解させて腎臓から対外に排出させる働きがある。
猫はAIMの働きが弱く、老廃物が腎臓に蓄積されて腎不全になり、15歳くらいで亡くなるものが多い。 AIM製剤を投与することで30歳まで寿命が伸びると予想されている。
AIMは人間の腎臓病や異常タンパクの蓄積が原因であるアルツハイマー病にも効果があると期待されている。







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