間違いだらけのネットワーク作り(1305)2024/3/2
新世代公衆無線LAN(OpenRoaming)とは?(1305)

2日ほど前から千葉県東方沖で地震が頻発していて心配ですね。 大きな地震が起きずに終息するといいのですが。 今日もいつもの土曜日と同じ、ホームページの更新とその途中で小金井公園を1時間ウォーキング。 昼は少しゆっくりして14時過ぎに老人ホームの母とAlexaでテレビ電話。 Alexaには「呼びかけ」とう機能があり、母はまったく操作しなくてもテレビ電話がつながります。 部屋にWi-Fiがあるので通信料を気にする必要はありません。 毎日のように電話しているのですが、今日もにこにこ元気でした。

新世代公衆無線LAN(OpenRoaming)とは?
めずらしく公衆無線LANのニュースがありました。
京都で新世代公衆無線LANの実証実験、場所が変わっても再設定が不要に
「OpenRoamingは、公衆Wi-Fiサービス関連事業者の業界団体であるWireless Broadband Alliance(WBA)及びその参加企業が共同開発した国際的なWi-Fi相互接続基盤。モバイル端末が無線LAN のアクセスポイントを自動で探知して接続できる。?度接続設定を済ませれば、世界中のOpenRoaming対応Wi-Fiに自動接続できる。従来の?般的な公衆無線LANは、場所が変わるたびにログイン画面からWi-Fi接続の設定をする必要があった。」
端末がAPを自動探知して接続、場所が変わっても再ログイン不要、というのは便利ですね。 スマホも空港のラウンジとか、時間がかかる人間ドッグの時には病院でWi-Fiを使います。 パケット料を気にしなくていいのがメリットです。 ただ、一度使うとスマホにSSIDやパスワードが残っているので2回目からは表示されたSSIDをタップするだけで接続できるのでOpenRoamingが重宝なのは観光客が京都を周遊するようなシーンに限られるかも知れないですね。
公衆無線LANと言えば、私は「ツルハ・モデル」を思い出します。 雑誌や本に書いてあるので公知の事実ですが、2011年に「公衆無線LAN業者と企業がネットワークをシェアしてお互いの費用負担を軽減する」という「ツルハ・モデル」(私の造語)でネットワークを提案し受注しました。
企業と携帯事業者がネットワークをシェアする「ツルハ・モデル」とは
2021年3月末まで運用の責任者をしていたのですが、今も全店舗でFree Wi-Fiが使えるはずです。 今週、イオンが主導でツルハとウェルシアが統合されるという発表がありました。 業界1位のウェルシアが同2位のツルハに統合されるそうです。
当然、システムやネットワークも1つに統合されるのでしょう。 「ツルハ・モデル」はどうなるでしょうか。

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