間違いだらけのネットワーク作り(1277)2023/8/19
フォーティネットがパッチ未適用をなくすための団体発足(1277)

今年の立秋は8月8日でした。 立秋を過ぎると暑さもやわらいで残暑と呼ばれるのですが、東京は今日も猛暑日の予報です。 今朝6時で27度、湿度93%。 蒸し暑くて歩くのも大変でした。 ただ、昨日の朝などは空気にひんやり感があり、「今朝の秋」という俳句の季語が思い浮かびました。 だんだんと、そんな朝が増えてくるのでしょう。

フォーティネットがパッチ未適用をなくすための団体発足

フォーティネットと言えば、その製品がランサムウェアの侵入口として使われ、膨大なセキュリティ被害を引き起こしていることで有名です。 そのフォーティネットがパッチ未適用をなくすための団体を発足させたそうです。

パッチ未適用をなくしたい 世界規模でセキュリティを向上させる団体「Network Resilience Coalition」発足

この記事を読んで、「なんだかなあ」と思うのは他社を巻き込んで団体を作る前に一番被害をもたらしている自社の製品で「脆弱性をばらまくこと」を減らす努力をしないのか? WindowsUpdateのように重要なパッチは自動的に適用して被害を防ぐ仕組みが作れないのか? という疑問がわくためです。 ランサムウェアの被害に会うのはパッチをあてないユーザーが悪いのだ、という前提に立っている会社のようです。

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