間違いだらけのネットワーク作り(1275)2023/8/5
AWSのネットワークを勉強する無料のテキスト(1275)

昨日、将棋のタイトル「王座」への挑戦権をかけた藤井7冠と豊島9段の将棋が行われました。 9時に始まって、終盤の19時くらいからYoutubeのリアルタイム中継(盤面なし、AI評価値のみ)とWebでのリアルタイム中継(盤面と評価値の両方あり)を見ました。 19時半の時点では藤井7冠が優勢だったのですが、持ち時間を使いきり1手1分以内で指さなければいけない中、決め手を逃しました。 

そこから、両対局者とも1分将棋の指し手が続き、形勢は二転三転、本当に見ていて疲れました。 最後は豊島9段の失着を藤井7冠が見逃さず、決め手の角を打って勝利しました。 終局は21時を過ぎていました。

藤井7冠には「藤井曲線」というのがあって、AIの評価値グラフで藤井7冠が一度優勢になると、そのまま右肩上がりにグラフが推移して勝ってしまうことが多いのです。 今回のようにグラフが上下に波打つのはめずらしいです。 それだけ相手の豊島9段が強いということでしょう。 1分将棋で両者20手以上指したと思うのですが、1分で勝ちを読み切るのは藤井さんや豊島さんでも困難です。 実力だけでなく、「運」もないと勝てないということです。 どうやら藤井7冠は抜群の実力だけでなく、運も持っているようです。

将棋界には8つのタイトルがあり、藤井7冠は竜王、名人、棋聖、王位、王将、棋王、叡王の7つを持っています。 今回挑戦が決まった王座を獲得すると前人未踏の8冠王となります。 173人いるプロ棋士は対局の成績によって実力がレーティングされており、藤井7冠が1位で2000点をただ一人超えています。 レーティングに基づく藤井7冠が永瀬王座からタイトルを奪う確率は91%だそうです。

AWSのネットワークを勉強する無料のテキスト

これからの企業ネットワークはクラウドが中心になります。 クラウド内のネットワークの仕組み、設計を勉強するのに好適なテキストが@ITで公開されています。

「AWSで学ぶクラウド時代のネットワーク基礎知識」

この本の目的はネットワークを知らない人がAWSのネットワークを題材にネットワークの基本を勉強することです。 しかし、ネットワークを知っている人がAWSのネットワークの仕組みや設計の方法を勉強するのにとても役立ちます。 むしろ、こっちのニーズの方が多いのではないでしょうか。

これだけ分かり易く、実践的な内容の本が無料、というのがすごいなあと感心しました。

*ここに書いてあることで質問、ご意見などありましたらメールでお知らせください。 

 tuguhiro@mti.biglobe.ne.jp



ホームページへ