間違いだらけのネットワーク作り(1269)2023/6/24
携帯電話会社のジレンマ(1269)

今日は1か月半ぶりに長男と孫(生後5か月の女の子)が遊びに来るので、急ぎでこのページを書いています。 毎日のようにLINEで写真やビデオを送ってくれるのですが、やはりリアルに会って抱っこできるのはいいです。 生まれたときは3000グラム弱だった体重が今は8キロを超えているそうです。 顔つきもしっかりして来ました。

携帯電話会社のジレンマ

菅前首相が携帯各社に押し付けた「官製大幅値引き」がずいぶん大きな傷跡を残していることがこの記事から分かります。

サブブランドやMVNOも「大容量プラン」にシフト、携帯各社が抱えるジレンマとは

官製値引きで携帯各社は年間1000億円程度の利益を消失したそうです。その結果、「投資意欲が非常に旺盛だった4Gの時代から一転し、5Gのネットワーク整備には非常に消極的になっている。」とのこと。 5G投資は都市部や駅周辺に絞り、そこでの混雑を緩和することが狙いで、5Gの高速サービスを面的に広げる目的ではないそうです。

一方でコロナによる引きこもり生活が終わり、外での活動が増えた結果、外出先で動画を見る機会が増えて「大容量プラン」の契約が増えている。ところが5Gの整備が遅れているのでNTTドコモでは「つながらない」とか「遅い」というクレームが出ています。

利益を増やしたいから大容量プランを売りたい。しかし、大容量プランが増えるとトラフィックが急増するので、したくもない5Gの設備投資をしなければならない。 これが携帯各社のジレンマです。 官製値引きで安くなったのはユーザーにとっていいことですが、ちょっと行き過ぎだったのかも知れません。

*ここに書いてあることで質問、ご意見などありましたらメールでお知らせください。 

 tuguhiro@mti.biglobe.ne.jp



ホームページへ