間違いだらけのネットワーク作り(1239)2022/11/19
IOWN1.0は100G、遅延1ミリ秒以下(1239)

小金井公園の紅葉は盛りを過ぎ、ポプラやコブシの木は落葉しました。 銀杏は紅葉が遅くて今がピークです。 ギンナンがたくさん落ちていて、それを拾う人を見かけます。 茶碗蒸しに入ったギンナンは好きですが、しばらく食べてないなあとギンナン拾いのおばあさんたちを見て思いました。



IOWN1.0は100G、遅延1ミリ秒以下

IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)はNTTが2019年に公表した構想で、コンピューティングから通信まで光技術を駆使して情報通信基盤の電力効率や伝送効率を飛躍的に向上させようというものです。 その商用サービスの第1弾が来年3月に始まるそうです。

  いよいよ2023年3月商用スタートNTT・IOWN、第1弾「APN」の実力は?

超大容量かつ超低遅延の通信基盤APN(All Photonics Network)を使ったサービスで、速度100Gb/s、120Kmの通信での遅延が1ミリ秒以下だそうです。 企業向けに専用線として提供するとのこと。

単純に「すごい」と思う速さです。 ふつうの企業ネットワークでは必要のないサービスですが、どんな用途で使われるか興味があります。 この記事には手術支援ロボットを使った遠隔手術が紹介されています。 広く使われるためにはサービスの料金が手ごろなだけでなく、100Gのインタフェースを持った端末がないと使いようがありません。 オーバースペックで狭い用途しか見つからない、ということにならなければいいですね。

  *ここに書いてあることで質問、ご意見などありましたらメールでお知らせください。 

 tuguhiro@mti.biglobe.ne.jp



ホームページへ